日々:その十九

4月1日(金)

電車に乗る。

Suicaを使わず、久しぶりに切符を買ってみた。

なんかいいね、切符。アナログ感。

Suicaは気付くとすぐにチャージしてしまう癖があるから(性格かな)、

思いのほかお金を使いすぎてしまう感じがしている。

これからも切符を買ってみようと思う。

 

4月2日(土)

店長Gと業務終了後、久しぶりの居酒屋へ。

大将もママさんも元気で嬉しい。ハンバーグ美味しかったなぁ。

居酒屋会議の議題は、5月・6月のライブ営業動向、

私の外科手術の予定スケジュール出し、そして社員旅行の構想を。

 

店長G帰宅後、STANDに戻り韓国ソウルにあるカフェ’空中キャンプ’とzoomお花見。

メールでいつもやりとりしているが、親友の顔が見れるとやっぱり安心する。

お互い’歳とったね~’なんて言いながら大いに笑う。

窓越しに韓国ソウル新村の街並みが見えて、一瞬、泣きそうになる。

ゴ-ママ、ジェイン、インジョ、ゼミン、ヒョク、ゴンナム、ヒウォン、みんなに早く会いたい。

 

4月3日(日)

自宅2へ久々に帰宅。

ゆっくり風呂に浸かる。

 

4月4日(月)

おとぎ話のライブ@渋谷クアトロ。その前に贔屓にしている’長崎飯店’へ。

渋谷とは思えない雰囲気、社会人(現在もだけど‥)一年目からお世話になっているので、

長い付き合いに。

皿うどんと餃子と瓶ビール。もちろん最高である。

 

4月5日(火)

日本橋’伊勢定’で熱燗と鰻の白焼。つまりは、至福。

いつの間にか大人になってしまった。

 

4月6日(水)

沖縄料理屋にて人生が動いた日。

ご縁。というか、運命やタイミングってやっぱりあるんだと思う。

生きていてよかったと実感する日がある。

 

4月7日(木)

顧問会議など。資料を眺めつつ、老眼鏡をかけつつ。

 

4月8日(金)

いつもの毎日。

7時15分から仕事開始である。

今日は久しぶりに朝一で珈琲を淹れた。

 

14時。仕事を抜けて東京浅草にて打ち合わせ。

ありがとう。って言葉は、とても大切だなぁと思った一日。

そして、’魅力的な人というのは恥ずかしいことを言える人’と先日読んだ本に書いてあり、

正にそうだよなぁと思った一日でもあった。

 

4月10日(日)

お店は盛況。ありがたいです。

自宅2への帰宅日。疲弊した身体と脳を少しでも和らげるべく、

車中BGMは、ハービーマンの’Great Ideas of Western Mann’

ハービーマンは、フルートは一切吹かず全編バスクラリネットを演奏という珍しくも大変素晴らしいアルバム。

現状の日曜日のシフト体制では物理的にも体力的にも、そして、店長Gの負荷がますます大きくなっている。

アルバイトスタッフをもう一人募集するのが得策かもしれない。

などと考えていると、あっという間に自宅到着。

周辺では田植えが始まった。そして、カエルの合唱も始まった。

この土地に戻ると、季節が完全に変わる瞬間を実感する事ができる。

 

4月11日(月)

歯医者。

休日はいつも歯医者から始まる。

ちなみに明日も歯医者。

 

4月12日(火)

1ドル125円台。しびれる数字ですね。

円安・円高。相対的価値。

タイバーツも3.7円と驚きの数字に。

 

何はともあれ快晴。

スラックのアルバム’この景色も超へて’を聴きながら愛車を洗車。

 

ひとしきり汗をかいたところでシャワーを浴び、

自宅の庭にて、ホットプレートで焼肉を。麦酒・ハイボールと共に。

少しのお肉、農家から頂いた野菜を焼き、庭で育てたサンチュを巻きながら美味しく頂く。

ささやかだがとても幸福を感じる。

 

自宅2を購入する観点(自然災害等々とインフレリスクも加味し)は以下であった。

・湧き水を汲める場所が歩いて行けるところにある。

・第一産業(農業)が目に見えるところにある。農家と知り合うことができる。

・少しでも自家菜園ができる事。

・燃料(薪など)で火を起こせるスペースがある事。

・平家である事。

 

図らずも歩いて3分圏内にはJRの駅(単線無人駅だが今となってはありがたい)、コンビニ、大きな公園もある。

友達が誰一人いないのが難点ではあるが、大変満足している。

終の住処となるのかな。わからない。

いつだって違う土地を眺めたりしている。

人生なんて、そんなものでしょう。

 

4月13日(水)

中川イサトさんの悲報を知る。

アルバム’黄昏気分’の4曲目’あふたぁぬぅん’にレコード針を落とす。

 

4月15日(金)

いつも通り7時15分より業務開始。

12時に店を出て、南酒々井にて打ち合わせ。

 

具体的な話はまだまだ出来ないが、大変ありがたいお話をいただいている。

大役だ。お引き受けしようと思っている。

実直に頑張るのみ。

酒々井からの帰り際、佐倉市にある歴史民族博物館での企画展’中世武士団’に向う予定だったが、

間に合わず。断念。残念。

 

4月18日(月)

店の掃除を丁寧に。

メール返信などの事務作業。

その後、自宅2へ帰宅。

 

昼食を食べて、大多喜町へ向かう。

丘の上の廃校がお気に入り。しばらくの間、近隣を散歩。

 

4月19日(火)

1ドル127円台に。(130円台は数日で達するでしょうね。)

加えて輸入依存国の日本。

 

検討に検討ばかりで何も変わらない現状を続けるお偉いさん。

インバウンドのへの舵取りが必要なのでは。

ここまで物価が安く、清潔で綺麗な国は他にないでしょう。

 

4月20日(水)

駅。

たくさんの高校生。下校のタイミングと被ったようだ。

一日中笑ったり泣いたり。沢山恋愛をしてほしい。

 

切符を買って京成大久保で打ち合わせに。

新しいことが色々と始まろうとしている。

新規案件。

自分に依頼があれば、まずは会いに行く。

目を見て聞き、自分の言葉を話す。

 

4月21日(木)

店、通常営業はおやすみでLIVE営業。

昨年の早い段階から決まっていた案件。

 

遠方からのお客様も多く、また、この日の前に食事に来てくださるファンの方もいらして(皆様とても感じの良い方ばかり)、

良い意味で緊張が続く日々を過ごしながら当日を迎えた。

 

演者とお客様。

そして、現場スタッフ、音響スタッフ、物販スタッフ。

それぞれの仕事があり現場が成り立っている。

ミスは許されない。

 

気持ちの良い疲労感。

プレッシャーも相当だが、常に人が見える仕事をしたいと思っている。

 

4月22日(金)

新しい場所でのライブ開催を考えている。

出演依頼しているメンバーと音響スタッフと現場調査を11時から。

みんなが喜んでくれる仕事がしたい。

うまくいくといいな。

現場調査を終えて喫茶店へ。

カフェヴェローチェはチェーン店ながらも独特な雰囲気があって好き。

 

4月23日(土)

今週は打ち合わせが続く。

夕方より京成佐倉にて打ち合わせ。

 

物事がスムーズに動くことがある。

風通しが良く、気持ちの良い思考、人選、アイデアなど、互い同士が強く引き寄せられる感覚。

仕事が楽しい。

幸せだ。

予約して下さったイタリアレストランも大変美味であった。

ありがとうございました。

 

4月24日(日)

自宅2に帰宅。

今週は疲労困憊。早々に就寝。

 

4月25日(月)

月に一度、母との食事の日。

予約してあった、印旛郡酒々井町にある’酒と二十四節気料理 きのえね omoya’さんで、

日本料理を食す。ロケーションも料理も大変素晴らしい。

母も喜んでいたので一安心。

今度はスタッフを連れてお邪魔しよう。

 

4月28日(金)

ピューっと風が吹くように、ここ数日があっという間に過ぎ去ってしまった。

移動が多く、店はここ最近任せっきりだ。

力強いスタッフがいて本当に感謝している。

 

電車移動中は、先日Aちゃんにお借りした本を読んでいるのだが(これがまた良本である)、

今日は、鞄に本を入れ忘れてしまった。電車移動の際、本を忘れてしまうとかなりきつい。。。

仕方ないので窓の外をずーっと眺めていた。

妊娠中の方、大切な人が亡くなってしまったり、喧嘩最中の夫婦、夕食を作るお母さん、

同棲中の彼氏彼女、初めての一人暮が始まったばかりだったり。

当たり前だが、車掌から見えるあの家やあそこの家にも毎日の生活があるのだ。

 

4月29日(金)

高額だとか安物だとかそんなんじゃないんだ。

大切なものは、拾ったものだろうが、べらぼうな値段がしようが関係ない。

歌が上手いとか下手とかも関係ない。

好きかそうじゃないか。だけ。

例えば、器の金継ぎは可愛くなるからとかお洒落とか、そんな気持ちで修理はしていない。

腕時計にしても長く愛したいから数年に一度オーバーホール修理をする。

当然の事、当たり前のことをしているだけ。

ありとあらゆるのもが使い捨ての時代、その波に流されずに生活したい。

 

4月30日(土)

店長Gが休日に赤坂へ行くとの事。

ソルロタン食べてきなよー。と、’赤坂一龍’をおすすめする。

 

 

今月の、、、。

■印象に残った本

・もう革命しかないもんね 森元斎

・スタグフレーションの時代 森永康平

・神道のこころ 葉室 頼昭

 

■素晴らしき映画

・すれ違いのダイヤリーズ

・完璧な他人

 

■日常にあった音楽

・1202 Kim Sawol

・お茶の時間 中川イサト

・Live In.. New York City Tex Crick