日々:その三十


3月1日(水)

親愛なる親友の帰国日。

成田空港第三ターミナルまで車で向かう。

悲しみを隠すように、たくさん話しかけてしまう。 



3月2日(木)

最高のスタッフと京成佐倉にて打ち合わせ。

少しづつだが、色々なことが決定していく事が嬉しい。

成功というパズルのピースが埋まるのはイベント当日。

そこまできっちりと役目を果たすのが私の仕事。

人の役に立ちたい。

それが自分の生き方だと思う。


3月3日(金)

帰りの電車でウェイン・ショーターの悲報。

JAZZの深さや楽しさを教えてくれた人。

ブラジルの至宝ミルトン・ナシメントと組んだアルバム’ネイティヴ・ダンサー’を

ターンテーブルへ。

JAZZとブラジル音楽の見事な融合音楽。

大好きなアルバムだ。


3月4日(土)

’東京に来ている。火曜日に羽田から帰る。’

夜、突然の連絡。

自分のスケジュールを確認し、

’1時間くらい会えそうだから羽田空港に向かうね’と伝えた。

彼女からは、OKとの返事。

火曜日が待ち遠しい。

どんな顔して会えばよいのかな。。。


3月5日(日)

相談事をいただく。

社会と会社、会社と社会。

雇われている場合、

例えば、バカンスによる長期休暇やズル休み(時々必要だよね)は、

必ずその裏では会社に貢献している方々がいる事を忘れてはいけない。

いがみあうのではなく、互いを助け合うのだ。

そうしないと会社の雰囲気も社会の景気もよくなならないぞ。

お互い頑張ろうね。



3月7日(火)

再会の日。

アクアラインを抜けて、羽田空港出発ロビーHカウンター。

見つけた瞬間、お互い駆け寄り言葉もなく抱き合い号泣。

心臓の高鳴りを抑えつつ、

ゆっくりと呼吸を合わせながら、

束の間の時間、私たちはゆっくりと珈琲を飲んだ。

珈琲の味は当然覚えていないけど。



こんばんは、お月さん。

今夜は満月。


3月8日(水)

台南小路をひやかして、’山東’でお決まりの水餃子と上海焼きそば。

もちろん瓶ビール(赤星)と共に。’喫茶悟空’でお茶をしばき元町へ移動。

いつものコース。横浜中華街を久々に堪能。


3月10日(金)

ボブ・ディランの来日を知る。

良席は5万円越。。。。


3月11日(土)

早朝5時に地震。

黙祷。


3月12日(日)

弊店にて、おとぎ話・有馬君のライブ。

本日は帰宅ぜず、千葉駅前のホテルに投宿。

ホテルに戻る前に馴染みのBARへ。

ライムを絞ったズブロッカのソーダ割。いつもの注文。

薄暗いカウンターで、頭の整理と気持ちの整理しながら。


3月13日(月)

ホテルのお風呂にゆっくりと浸かりながら、一冊読了。

オープンと同時に千葉駅前そごうにて、ホワイトデーのお返しを物色しつつ、

人の流れを観察したり、

勉強のため列に並ぶ人気のお菓子を購入したりしていたら、

あっという間に11時を過ぎてしまう。

母親に少し遅れます。と連絡を入れ実家に向かう。

母親が加入している保険、私の加入する保険の話、今後の生活方法などを話す。

常に風通しの良い親子でいたい。

そのためには大事な話だと思っている。


3月14日(火)

サラリーマンの聖地、新橋へ。

SL広場を通り過ぎ、ニュー新橋ビル地下へ。

長年通う贔屓の店と、初め入った韓国料理屋の二件訪問。

結局14時から22時過ぎ迄地下に潜り、

エレベーターで地上に上るとすっかり夜の街に。

サラリーマンの皆様方、お疲れ様です。


3月15日(水)

尾崎豊の音楽を。

生きる時代を間違った人かもしれない。

年に数回、夜の最後に尾崎にたどり着いてしまう日があるんだよなぁ。


3月16日(木)

製氷機の入れ替え、20万円・・・。

いつだって笑顔を忘れずに。


3月17日(金)

良い意味でも、悪い意味でもテクノロジーに支配されていますよ。

AIが人間を超える時代がすぐそこに来ている(もう来ている)の知ってますか。

貴方は大切な一日の中で何時間インターネットの世界に費やしているのですか??

定期的に己に問いかける。


3月18日(土)

店なんて特にそうだけど、やりたいからやるだけ。

誰かが助けてくれるなんて、そもそも思っていない。

やるならやる。それだけ。

つまり悩んでいる。なに悩んでんだよ。

やるならやっちゃえよ。行動しちゃえよ。

山は越えなきゃ。だろ。自分でいつも呪文のように言ってるじゃないか。


3月19日(日)

13時30分→仕事をスタッフにお任せして自宅2へ帰宅。

15時30分→JR袖ヶ浦駅出発

17時30分→下北沢着

22時30分→新宿バスターミナル出発

23時30分→袖ヶ浦バスターミナル着

24時自宅着。

移動距離が長い一日。


3月20日(月)

眠い目をこすりつつ、朝一で歯医者。

店の買い出しを終え、

映画’エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス’鑑賞。

賛否両論あると聞いていたが、素晴らしい映画だった。

卓越したアイデア、どうやってあんなストーリーを考えられるの??

腰抜かした気分。脱帽です。

映画’グーニーズ’好きには避けて通れない映画。

キー・ホイ・クアンに涙した昼下がり。

結局は愛だよね。


3月21日(火)

赤ワイン、また盛大にぶちまけてしまう。

反省。。。


3月22日(水)

店長Gと焼き鳥を食べに。

研修旅行、ベトナム・ホーチミンシティへの日程がおおよそ決まる。

たくさん学んで食事を楽しみ、ホテルライフを存分に味わってほしい。

経験。何事も。


3月23日(木)

真っ直ぐに帰宅。

大切に読み進めていたイ・ギホの本、本日読了。

今、最も好きな作家だ。


3月23日(木)

悩んだ時は、、、寝る。

寝れない時は、、、無理に寝ない方がいい。

流れに身を任せよう。

’すべてがうまくいかないとき、はじめての冒険が始まる。’

イヴォン・シュイナードの言葉。

その言葉を信じて。


3月27日(月)

大多喜方面へ。

以前から気になっていた国道沿いのレストラン。

名店をまた一つ見つけてしまった。

休日の楽しみが増える事が嬉しい。良いお店は共有したい。

店長Gを連れてこよう。

飲食店の良し悪しは、写真では伝わならい。

美は店の細部に宿っていること。所作を感じることができること。

目を閉じても匂いを感じれること。店の空気を感じとれること。


3月28日(火)

ホームページの打ち合わせ。ついに佳境へ。

店長Gは勿論だが、今最も僕の仕事を理解しているのは、

今回、ホームページ作成を依頼しているM君に他ならない。

仕事に妥協はしないから時には厳しく、無理難題も言ってしまうことしばしば。

しかし、その先を見据え丁寧に受け答えてわかりやすいように説明をしてくれる

M君には感謝しかない。

ありがとう。


3月30日(木)

Aさんとの久々の定例会議&近況報告会を西千葉の小料理屋にて。

Aさんとの話は尽きない。一日喋っていられるな。

また一つアイデアをいただいた日。


3月31日(木)

ロバート・メイプルソープが映し出す花々の写真は別格だけども、

スマートフォンの画面上に写る木々や花よりも、

実際の花々を感じながら日常を過ごしたい。

命があるので必ず儚く枯れてゆくが、

肉眼で見るそれは何十倍も美しく心が落ち着く。

つまりは、庭のホワイトローズが満開である。

春はすぐそこまできている。