日々:その四十

2月1日(木)

何かを変えたければ、まずは自分が変わること。

人任せにしてはいけない。

まずは自分自身から。


2月2日(金)

新しいプロジェクトをはじめる事になった。

構想は数年前から。機は熟したのかな。

私含めメンバー3人で神田駅の居酒屋で膝を突き合わせての作戦会議の日。

キーワードをノートに書き綴る。

やると言ったらやるよ。

怖いのは百も承知、時間に余裕なんてない。だけど。

待ってたって向こうから出来上がった状態で「どうぞー」なんてやってこないからね。

やるんだよ、やりたいたからやるんだよ。


2月3日(土)

おにぎりは買うものではなく、常に、握るものでありたいなぁと。

やっぱり美味しいよ。握ったおにぎりは。


2月4日(日)

BBCニュース

’クリムト作の肖像画が約100年ぶりに発見 4月に競売へ’

オーストリア出身の画家グスタフ・クリムト作で、100年近く行方が分からなくなっていた肖像画が発見された。4月24日に競売にかけられる。

「イム・キンスキー」によると、クリムト作の肖像画「リーゼル嬢の肖像」はその晩年に描かれたもので、かつてはオーストリア在住のユダヤ人家族が所有していた。1925年の展覧会出品を最後に行方が分からなくなっていた。「世間に知られないまま、オーストリア市民が何十年にもわたり個人所蔵していた」という。

「イム・キンスキー」は、「リーゼル嬢の肖像画」の資産価値は5400万ドル(約80億円)を超えるとしている。

「これほど希少で芸術的に重要かつ価値の高い絵画が、中央ヨーロッパの美術品市場に出品されるのは数十年ぶり」で、「衝撃的」な発見だと「イム・キンスキー」は説明した。

こういうニュースっていいよねぇ。

時空を超えた夢があるっていうか。超大作が世界のどこかに今でもひっそりとたくさん眠っているんだうね。(競売には興味ないけど‥‥)


2月5日(月)

皇室にも献上される直径約0.3mの超極細麺「白髪」。購入したい。


2月6日(火)

起床。ベッドの中で読みかけの本をすぐ手に取る(老眼鏡をかけつつ)。

珈琲を一杯。

取引先への請求書を作成したり、午前中は事務作業に精を出す。

家にある残り物で簡単に昼食。

自宅を出て図書館へ向かう。みっちり3時間程勉強に勤しむ。

その後、古本屋へ行き文庫本二冊購入。

帰宅。

日が暮れる前に洗濯物をたたみ、エッセイ本一冊読了。

簡単な夕食後、メモ帳の整理や今週行うべき事をノートに書き出しつつ、

読みかけのもう一冊の本に手を出してしまう。

気づけば、2時間経過。

誰とも会わず、派手さは全くないが、充実した1日であった。

こんな1日が私の心をとても満たしてくれるのだ。


2月7日(水)

道からは外れた。なんて言い方があるけども、

道なんてものは自分で切り拓けばいい。

人からとやかく言われる筋合いはないと思う。

特に若者には大いに道を外してもらいたい。

そして、教育者にも馴れ合いの道ではなくて、一人一人の道を教えてもらいたものである。

みんな一緒じゃつまらないし、退屈で窮屈な世の中になってしまうよ。


2月8日(木)

’衝撃波で窓ガラスがガタガタと音を立て、外では振動のせいで車の警報装置もあちこちで鳴る。鳥がけたたましく鳴いている。やや遅れて空襲警報が鳴り始めた。宿の廊下では誰かが慌てて走り去っていく足音が聞こえる。続くように私も地下シェルターへ向かう。ウクライナでは旧ソ連時代にアメリカとの核戦争を想定して、冷戦時に街のあらゆるところにシェルターが作られた。そのシェルターをロシアの攻撃から身を守るために使うとは皮肉なものだ。’

Hironori KODAMA 「Notes in Ukraine」より抜粋。

戦争は続いている。

私の日常はどうだろうか。

何より怖いのは無関心になること。

自分に言い聞かせる。


2月13日(火)

三宅唱監督’夜明けのすべて’鑑賞。

断言するが、今年一番の傑作だと思う。

というか、日本映画史に残るべき作品だ。

上映中、あと何回劇場で観れるかな。

今の自分にはヴィム・ベンダース監督の’PERFECT DAYS’には、正直馴染めなかった。


2月14日(水)

’なんとかなる’って言うけども、その前が大事なのよ。

なんとかなるってのは、なんとかなるように日々準備や行動している人が言えること。

薄っぺらい’なんとかなる’って言葉。すぐに消えてなくなるよ。


2月20日(火)

エメラルド・フェネル監督’ソルバートン’鑑賞。

前作’プロミシング・ヤング・ウーマン’にも強烈に衝撃をくらったが、

今作はそれをも大いに越してきましたね。

素晴らしい。


2月24日(土)

大切な方のお父様が退院との報告あり。

自分のことのように嬉しい。

どうかご安静に。

まだまだ人生を楽しみましょう。


2月25日(日)

コンビニで久しぶりにお買い物。

せっかくだから、店内のウロウロしてみる。

高いね!!コンビニって。

しばらくまた行かないな。

勉強になります。


2月27日(火)

北國新聞

’ブルーインパルス 能登へ 3月16日 被災地激励’

北陸新幹線金沢―敦賀間が開業する3月16日に石川、福井両県の上空を飛ぶ航空自衛隊の「ブルーインパルス」について、木原稔防衛相は27日、能登半島地震の被災地上空でも飛行させる考えを示した。衆院予算委員会分科会で「被災者を元気づける方法として意義がある。実現に向けた調整を前向きに進める」と述べた。

ブルーインパルスは延伸開業の記念イベントで、小松や加賀温泉など新駅周辺の上空を飛行することが決まっている。木原氏は「能登半島の被災者を激励したい」と話し、石川県などと連携して準備を進めるとした。自民党の小森卓郎衆院議員が質問した。

元気付ける方法。

飛行機で激励ですか。

被災地を上空から眺める気分はどうなんだい。

元気づけ、できるのかな‥‥。

私にはこの行動の意味がわからない。

わからない私が馬鹿なのかな。


2月28日(水)

行動から起こる後悔(失敗)の後味は悪くないものだ。

行動しなかった後悔は、もう味わいたくないな。


2月29日(木)

代替えが不可能なもの。

それは言葉。

大切な元同僚の悲報。

本当に本当に心から。

ありがとうございました。

どうぞ安らかに。


3月6日(水)

店を17時半に退社。

御茶ノ水駅にて打ち合わせ。


3月10日(日)

元スタッフのMちゃんが来店。パートナーのO氏と共に。

結婚のご挨拶に実家に帰ってきたそうだ。

ありがとう。


3月11日(月)

黙祷。

自宅にMさんと店長G。

あっという間に8時間越え。笑った~。楽しかった~。


3月12日(火)

朝一で本千葉駅の消防局へ防火管理責任者の更新講習へ向かう。

事前にオンライン申請で全てを済ませて、会場に向かうと長蛇の列。

もちろんそこを通りぬけてすんなり講習会場へ入れるのだろうと思ったら、

全ての書類を照らし合わせるために、全員この列に並んでもらいますと。絶句。

さらに、テキスト代(こちらも事前に振込済み)の領収書を頂きたいと申し出ると、

あちらの列に並んで下さいと(こちらも結構な並び)‥。絶句。

12時半講習終了。

’えびすや’で美味しいランチをいただき(久方ぶりにお伺いしたけどやはり良店ですね)、

千葉そごうの地下一階でホワイトデーのお返しをいくつか購入。

愛車の車検が迫っているので、いつもの整備工場へ向かい事前点検と見積もり。

映画’落下の解剖学’時間合わず断念(最近映画のタイミングが合わない)。

一旦自宅へ戻り洗濯物をしまい木更津駅へ移動。

いつもの居酒屋。こんな大雨の時こそ好きな店に顔を出して美味しい食事と酒を飲み、お金を使うのだ。


3月13日(水)

最近、朝7時からオープンするファミリーレストランに行っている。

朝のルーティーンのちょっとした気分転換だ。

静まり返った店内は気持ちが良い。

モーニングも頼まずにドリンクバーだけ。

定員さんには申し訳ないがフル活用させてもらっている。

7時から1時間読書。あまり早い時間には先方に申し訳ないので、

8時半過ぎからメールの返信をして、それから自分自身の勉強をする。

いかに集中できるかが肝心だ。

9時半くらいになるとお客が入り始めるので10時前にそーっと撤収する。


3月14日(木)

仕事のできる人って、始める前から一つ一つのアクションに対して終わり方もイメージできている人なんだと思う。あと自分の後ろ姿を確認できる人。

少し話は逸れるが、私の経験上、後ろ姿が強く美しい人は仕事ができる人だと思っている。


3月15日(金)

共同通信

’自民、裏金相当額の寄付検討 能登半島地震被災地へ5億円’

自民党は派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、安倍派議員ら85人が受け取った還流資金の相当額を寄付する方向で検討に入った。能登半島地震の被災地支援に充てる案が浮上している。還流資金を個人所得として納税しないのは脱税に当たると野党が追及しており、批判を回避する思惑もありそうだ。党関係者が13日明らかにした。

???裏金相当額の寄付???

なんでここで震災が出てくるのかな。

私にはこの行動の意味がわからない。

わからない私が馬鹿なのかな。


3月16日(土)

やっぱり一番大切なことは両親がいるということだと思う。

これには敵わないと思う(とはいえ片親の私は母親に大変感謝しているが)。

私は色々なことに躊躇している。誰のせいでもないのだが。

時々、両親がいたら、、、なんて考えてしまう。

わがままなのだろうか。


3月18日(月)

「いったん引退してから復帰したきっかけは、OLより走る方が手っ取り早くお金を稼げるから。それだけです」

「私に求められているのは勝つこと。それが私の仕事です。好きとか嫌いとか言ってる場合じゃなく、きれいごと抜きで結果第一優先っていうことですね」

「企業にとってアスリートは商品だと思うんです。看板なんです。その企業を背負っている宣伝部隊みたいなもの」

「どんなに昨日まで仲が良かったとしても。現在の仕事と人生にとってストレスだったり価値観が合わなくなったら、すぐ切ります。普段集団行動はあまりしないし、1日の八割は一人でいます」

ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け 平松洋子著より

新谷 仁美選手の発言。

凛としていて、一発で好きになった。

応援したいと切に思う。


3月21日(木)

会食。

経営者同士、色々あるよねぇなどと日本酒を呑みながら。

積もる話もしつつ、情報交換会。


3月20日(水)

久しぶりにHくん来店。

17周年のお祝いにビールをいただく。

ありがとう。


3月24日(日)

本日、店には出社せず成田へ向かう。高速は使用せず下道でゆっくりと。成田周辺に到着後、お寿司を食べてホテルにチェックイン。自分で制作した本日のイベント会場へ足を運ぶ。DJとライブ。茶飯事さん(ライブ演者)のリハを終えて、二人でもつ焼き’寅屋本店’へと向かった。この時点でイベントは大成功の予感しかない。


3月25日(月)

参道をゆっくりと歩き、駿河屋にIN。まずは瓶ビール、そして卵焼き。

その後に燗酒を一合、そして鰻重。至福~。

本堂前の蕎麦屋でごぼう味噌を購入。

成田、1泊2日の小旅行が終わった。

悩んでいた5日後の韓国行きの手配は中止とした。

もう少し今回の小旅行の余韻に浸りたいと思う。

しかしながら、明日にでも旅に行ける準備はしている。

パスポートもあるし、ホテルなんて当日予約ができる時代になった。

私は旅を続ける。


3月26日(火)

6時半起床。外は雨。

映画を一本鑑賞(良い映画で満足)時間は9時を回ったところ。

図書館へ。メモとペン、一通りの新聞をチェックして自分の勉強へとシフトチェンジ。

退館したのは13時。

直売所へ向かう。

今にも雨が降りそう。


3月27日(水)

カカオ豆の価格推移が物凄い上げ方。

チョコレート高くなるかな。

オレンジジュースも引き続き高騰が続く。

原因はオレンジ果汁不足と円安。

日本はオレンジ果汁輸入量全体のうち、約6割をブラジルに依存していると、いつぞやの新聞からのメモ。近年、ブラジルで起きた天候不順などにより、オレンジ果汁の輸入量は減少傾向にある。5月あたりから店頭も品薄だろう。


3月28日(木)

この欲望は本当の欲望なのか。

いつでも疑問を持たなければならない。


3月29日(金)

駅構内、吉永小百合さんのポスター『50歳からの旅に、この一枚大人の休日倶楽部カード。』ほ~なんて眺めているが、私もあと数年で倶楽部会員に突入ではないか。びっくりだ。


3月30日(土)

店の評価を上げませんか?Googleの評価が・・・。なんてポイントアップを図る営業電話は頻繁にかかってくるんだけど、インターネット上やSNS上で査定してもらうために店を営業しているわけではありません。狭い世界で生きないようにしましょう。


3月30日(日)

忙しい時ほど、常に平常心であること。


後記)2024.5.14 PM4:15 

気づけば、3ヶ月ぶり??の更新となってしまいました。’ブログやめてしまったんですか?’とお言葉をいただくことが多々ありました。元旦の出来事からなんとなくパソコンから遠ざかってる自分がいて、細々と日記は書いていたのですが、なんだかなぁともやもやしたり、何もできないのに、地震や戦争が頭から離れなかったり。 Googleなどで検索をかけたら簡単に情報が手に入ってしまうのだけど、やっぱりそれっておかしいよなぁと思ったり。

このような渦中、私の読書量はいつもよりも増えて行きました(もしかしたら、何かに没頭したかったのかもしれません)。

ある一つの文章に辿り着き、なんなか清しくなったのを覚えています。

’家の玄関を出て見上げた先にある曇った空こそが全ての空であり、家から駅に向かう途中に感じるかすかな風の中に、もしかしたら世界の全てが、そして未知の世界にいたる通路が、かくされているのかもしれません’

背中を押してくれた瞬間でした。

ゆっくりと未知の世界を自分の足で進もうと思います。

なんだか、取り留めのない文章になってしましたね。

あなたは今どこで何をしていますか?

私は近所の公園でこの日記を書いています。

それではまた。

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